雲亭日本古典図書室収録作品の一覧

浅香山・黒塚

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おくのほそ道 / 松尾芭蕉 / 第16節 / 全56節

等窮の家を出て、五里ほど先の檜皮の宿を離れると、道の近くに浅香山がある。

本文 現代語訳

等窮か宅を出て五里ばかりの檜皮の宿をはなれて淺香山有り路より近し此あたり沼多しかつみ刈るころもやゝ近うなればいづれの草をはなかつみとはいふぞと人々にたつね侍れども更にしる人なし沼をたづね人にとひかつみ〳〵と尋ねありきて日は山のはにかゝりぬ二本松より右にきれて黑塚の窟一見し福島にやどる
等窮の家を出て、五里ほど先の檜皮の宿を離れると、道の近くに浅香山がある。このあたりは沼が多い。かつみを刈るころも近いので、どの草を花かつみというのかと人々に尋ねたが、知る人がまったくいない。沼を訪ね、人に聞き、かつみ、かつみと探し歩くうち、日が山の端にかかった。二本松から右へ折れて黒塚の岩窟を見て、福島に泊まった。
原文 / 転記元の異文注を整理

等窮か宅を出て五里ばかりの檜皮の宿をはなれて淺香山有り路より近し此あたり沼多しかつみ刈るころもやゝ近うなればいづれの草をはなかつみとはいふぞと人々にたつね侍れども更にしる人なし沼をたづね人にとひかつみ〳〵と尋ねありきて日は山のはに(一本西山にトアリ)かゝりぬ二本松より右にきれて黑塚の窟一見し福島にやどる

AI試訳 / 専門家未校閲