雲亭日本古典図書室収録作品の一覧

室の八島

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おくのほそ道 / 松尾芭蕉 / 第4節 / 全56節

室の八島に参拝した。

本文 現代語訳

室の八島に詣す同行曾良が云此神はこの花さくやひめの神と申て富士一躰なり無戶室に入て燒給ふちかひのみ中に火火出見の尊生れ給ひしより室の八島と申す又けふりをよみ習し侍るもこの謂也はたこのしろといふ魚を禁ず緣記の旨世につたふ事も侍るなり
室の八島に参拝した。同行の曾良が話す。「ここの神は木花咲耶姫といい、富士の神と同じです。戸のない室に入り、身の潔白を誓って火を放ち、その中で火火出見尊がお生まれになったことから、室の八島と呼ぶのです。この場所を煙と結び付けて歌うのも、そのためです。また、コノシロという魚を禁じるなど、由来を書いた縁起の話も世に伝わっています」。
原文 / 転記元の異文注を整理

室の八島に詣す同行曾良が云此神はこの花さくやひめの神と申て富士一躰なり無戶室に入て燒給ふちかひのみ中に火火出見の尊生れ給ひしより室の八島と申す又けふりをよみ習し侍るもこの謂也はたこのしろといふ魚を禁ず緣記の旨世につたふ事も侍る(一本るヲ入レタリ)なり

注

神話と土地の由来
ここでは、曾良が語る神話と縁起を訳しています。史実として確定した由来という意味ではありません。

AI試訳 / 専門家未校閲