雲亭日本古典図書室収録作品の一覧

殺生石

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おくのほそ道 / 松尾芭蕉 / 第11節 / 全56節

ここから殺生石へ向かった。

本文 現代語訳

是より殺生石に行く舘代より馬にて送らる此口付のおとこ短尺得させよと乞ふやさしき事を望み侍るものかなと
ここから殺生石へ向かった。館代が馬で送ってくれた。馬の口を引く男が「短冊を一枚ください」と頼む。風流な願いをするものだと思い、
野を橫に馬引むけよ郭公
馬の向きを野原の方へ横に向けておくれ。ほととぎすの声がする。
殺生石は溫泉の出る山陰にあり石の毒氣いまだほろびす蜂蝶のたぐひ眞砂の色の見えぬほどかさなり死す
殺生石は、温泉が湧く山の陰にある。石の毒気はまだ衰えず、蜂や蝶などが、砂の色も見えないほど重なって死んでいる。
原文 / 転記元の異文注を整理

是より殺生石に行く舘代より馬にて送らる此口付のおとこ短尺得させよと乞ふやさしき事を望み侍るものかなと

野を橫に馬引むけよ郭公

殺生石は溫泉の出る山陰にあり石の毒氣いまだほろびす蜂蝶のたぐひ眞砂の色の見えぬほどかさなり死す

AI試訳 / 専門家未校閲