雲亭日本古典図書室収録作品の一覧

裏見の滝

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おくのほそ道 / 松尾芭蕉 / 第7節 / 全56節

山を二十町余り登ると滝がある。

本文 現代語訳

廿餘町山を登て瀧あり岩洞の頂より飛流して百尺千巖の碧潭におちたり岩窟に身をひそめて瀧のうらよりみれはうらみの瀧と申傳へ侍る也
山を二十町余り登ると滝がある。岩の洞穴の上から水が飛び落ち、百尺の高さを下って、幾つもの岩に囲まれた青い淵へ注ぐ。岩窟に身を潜めて滝を裏から見るので、裏見の滝と伝えられている。
しばらくは瀧に籠るや夏の初
しばらくこの滝の内側に籠もっていよう。夏の始まりに。
原文 / 転記元の異文注を整理

廿餘町山を登て瀧あり岩洞の頂より飛流して百尺千巖の碧潭におちたり岩窟に身をひそめて瀧のうらよりみれはうらみの瀧と申傳へ侍る也

しばらくは瀧に籠るや夏の初

注

夏の初
僧が夏の間こもって修行する「夏籠もり」も重ねた表現と読めます。

AI試訳 / 専門家未校閲