雲亭日本古典図書室収録作品の一覧

饅頭卵

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万宝料理秘密箱 卵百珍 / 器土堂主人 / 選録12 / 40品・CODH番号018

江戸の卵料理を、翻刻と現代語訳で読む。

本文 現代語訳

手順 1 煎貫卵の 上皮をとり 2 卵の横の所を すこし立にきり 3 中の黄味を 竹の串にて ほり出しすて 4 扨右の跡へこし饀をいれ 5 扨切目入レし小口へ 生の白味をぬり 6 すこし遠火にて 火どり熱湯へ 暫くつけてとり上ケ 7 かみにまき 手にて丸く〆て 平〆に押付へし 8 しばらく其ままに よく冷して 9 平めの方を すこし焼目付るか 又文銭を焼て 上に置かすれば まんぢうのごとく 使い方など 遣ひ方は 何にても 手取ざかなに冝し
手順 1 ゆで卵の皮を剥く。 2 ゆで卵の横の所を縦に少し切り、中の黄身を竹串で掘り出す。黄身を捨てる。 3 ②の跡にこし餡を入れる。 4 切目を入れた小口に、生卵の白身を塗る。 5 ④を遠火で少し炙る。 6 ⑤を熱湯に入れ、しばらくつけてから取り上げる。 7 ⑥に紙を巻き、手で丸い形に締め、平たくなるように押し付ける。 8 ⑦をしばらくそのままにし、よく冷ます。 9 平たい方を少し焼き付けるか、または文字錢(焼印)を焼いて卵の上に置くかすれば、饅頭の様になる。 使い方など 使い方は、何に使っても良い。手取肴によい。
原文 / CODHの翻刻

手順 1 煎貫卵の 上皮をとり 2 卵の横の所を すこし立にきり 3 中の黄味を 竹の串にて ほり出しすて 4 扨右の跡へこし饀をいれ 5 扨切目入レし小口へ 生の白味をぬり 6 すこし遠火にて 火どり熱湯へ 暫くつけてとり上ケ 7 かみにまき 手にて丸く〆て 平〆に押付へし 8 しばらく其ままに よく冷して 9 平めの方を すこし焼目付るか 又文銭を焼て 上に置かすれば まんぢうのごとく 使い方など 遣ひ方は 何にても 手取ざかなに冝し

CODHの翻刻・現代語訳 / 雲亭での原画像校合は未実施