雲亭日本古典図書室収録作品の一覧

鳥煮込卵(とりのにごみたまご)

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万宝料理秘密箱 卵百珍 / 器土堂主人 / 選録21 / 40品・CODH番号032

江戸の卵料理を、翻刻と現代語訳で読む。

本文 現代語訳

手順 1 小鴨か 鴫か 鳩かをほねを袋ぬきにして 2 鳥の毛をさり よく水にて洗ひ 3 中骨を折抜にして 是も骨出しにくき時は 腹より切 立ひらきて 骨をとりだし 4 扨煎貫たまごの かわをさり 5 鳥の身の中へ ながてにいれて 6 うどん粉に 寒ざらしの粉を 等分に合セ すこしふりて 7 白味を少しぬりて 8 鳥の身を よく〆巻にして 兩はし 又は合セ目を麻糸にて縫〆て 薄布にて巻 9 むして よくさまし 10 小口切にすへし 其とき 糸をときてよし 使い方など 一、臺びき 一、平さらもの 一、菓子わんもの 一、茶わんもの 一、大硯ぶたもの いづれも 小口切にて 遣ふへし
手順 1 小鴨か鴨か鳩の骨を袋抜きにし、鳥の毛を取る。 2 よく水で洗い、中骨を折り抜きにする。骨が出しにくい時は、腹部を切り開いて、骨を取り出す。 3 ゆで卵の殻を取り、鳥の身の中に長めに入れる。 4 うどん粉(小麦粉)と寒ざらし粉(白玉粉)を同じ分量で混ぜ合わせる。 5 ④を鳥肉に振り掛ける。 6 鳥肉に生卵の白身を少し塗る。 7 鳥肉を巻き締め、両端か合わせ目を麻糸で縫い締めて、薄い布で巻く。 8 ⑦を蒸す。(蒸し上げた後)よく冷ます。冷えたら小口切りにする。この時に糸を取る。 使い方など 台引、平皿物、菓子碗物、茶碗物、大硯蓋物。 いずれにしても、小口切りにして使う。 クックパッド江戸ご飯のレシピ
原文 / CODHの翻刻

手順 1 小鴨か 鴫か 鳩かをほねを袋ぬきにして 2 鳥の毛をさり よく水にて洗ひ 3 中骨を折抜にして 是も骨出しにくき時は 腹より切 立ひらきて 骨をとりだし 4 扨煎貫たまごの かわをさり 5 鳥の身の中へ ながてにいれて 6 うどん粉に 寒ざらしの粉を 等分に合セ すこしふりて 7 白味を少しぬりて 8 鳥の身を よく〆巻にして 兩はし 又は合セ目を麻糸にて縫〆て 薄布にて巻 9 むして よくさまし 10 小口切にすへし 其とき 糸をときてよし 使い方など 一、臺びき 一、平さらもの 一、菓子わんもの 一、茶わんもの 一、大硯ぶたもの いづれも 小口切にて 遣ふへし

CODHの翻刻・現代語訳 / 雲亭での原画像校合は未実施