雲亭日本古典図書室収録作品の一覧

卵安留平糖(たまごあるへいとう)

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万宝料理秘密箱 卵百珍 / 器土堂主人 / 選録26 / 40品・CODH番号046

江戸の卵料理を、翻刻と現代語訳で読む。

本文 現代語訳

手順 1 卵の白味をとり 2 氷ざとうの粉を 見合セにいれ 細なる布にて しぼりて 3 ふかき鉢に入レ ほそき竹の串にて せわしく かき立れは 白味大分にふへ 次第に沫立を 薄板に かまぼごやうに 厚サ六分位に平めに付て 4 蒸篭に入レむすへし 是ははやく むさるものなり 5 扨取いだし 熱き内に しやうゑんじの汁 青菜の汁 山梔子の汁にて 嶋すじを引べし 6 扨板をとり 切てむすぶか 又はせんにきりなりとも 趣向に任せ はしやげに入レ はしやがし 遣ふ 使い方など 一、手取ざかな 一、菓子ざかななり
手順 1 卵の白味に、氷砂糖の粉を見合わせて入れる。 2 ①を目の細かい布でしぼる。 3 ②を深鉢に入れ、細い竹串でせわしなくかき立てると、白味が増え、次第に沫立ってくる。 4 ③を蒲鉾の様に、薄板に6分(2cm)位の厚さになるよう、平らに付ける。 5 ④を蒸篭に入れ蒸す。これは早く蒸し上がるものである。 6 ⑤を取り出し、熱い内に生臙脂の汁・青菜の汁・山梔子の汁で縞の筋を引く。 7 ⑥は、板から外し、切って結ぶか、または千切りにするなど、趣向に任せる。 8 ⑦をはしやげに入れ、乾燥させて使う。 使い方など 手取肴、菓子肴。
原文 / CODHの翻刻

手順 1 卵の白味をとり 2 氷ざとうの粉を 見合セにいれ 細なる布にて しぼりて 3 ふかき鉢に入レ ほそき竹の串にて せわしく かき立れは 白味大分にふへ 次第に沫立を 薄板に かまぼごやうに 厚サ六分位に平めに付て 4 蒸篭に入レむすへし 是ははやく むさるものなり 5 扨取いだし 熱き内に しやうゑんじの汁 青菜の汁 山梔子の汁にて 嶋すじを引べし 6 扨板をとり 切てむすぶか 又はせんにきりなりとも 趣向に任せ はしやげに入レ はしやがし 遣ふ 使い方など 一、手取ざかな 一、菓子ざかななり

CODHの翻刻・現代語訳 / 雲亭での原画像校合は未実施