松茸煎込卵(まつたけにこみたまご)
江戸の卵料理を、翻刻と現代語訳で読む。
本文 現代語訳
手順
1
秋の出盛の松茸の 中開の茸を ぢくを皆きりとり 皮は そのままにして
2
炭火にかけのけに掛て
3
焼うちに たまごをわり よくとき
4
右の茸の笠の中へ 流し込焼べし
5
尤もたまを すこしづつ 度度に入レてよし
使い方など
遣ひ方は 一、取ざかな 一、臺引もの 一、平皿もの 一、さしみ 一、小皿もの 其外いづれも 見合セ遣ふべし
手順
1
秋、出盛りの中開きの松茸の軸を全て切り取る。皮はそのままにする。
2
①を仰向けに置き、炭火にかける。
3
②を焼いている間に、卵を割り、よく溶き合わせる。
4
②の笠の中に③を流し込んで焼く。
5
卵を少しずつ、何度かにわけて入れると良い。
使い方など
使い方は、取肴、台引物、平皿物、刺身、小皿物、その他いずれも見合わせて使う。
原文 / CODHの翻刻
手順 1 秋の出盛の松茸の 中開の茸を ぢくを皆きりとり 皮は そのままにして 2 炭火にかけのけに掛て 3 焼うちに たまごをわり よくとき 4 右の茸の笠の中へ 流し込焼べし 5 尤もたまを すこしづつ 度度に入レてよし 使い方など 遣ひ方は 一、取ざかな 一、臺引もの 一、平皿もの 一、さしみ 一、小皿もの 其外いづれも 見合セ遣ふべし
CODHの翻刻・現代語訳 / 雲亭での原画像校合は未実施